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2011/05/22

MacBook Air で Windows XP を動作させる

Intel Mac上でWindowsを動作させるには、BootCampを使ってヂュアルブート式に動作させる方法と、Virtualマシンを利用した仮想環境での動作があります。

実行速度の面から考えれば、当然BootCampを使ったほうがいいのですが、ハードディスクの区画分けを行ったり、ハードメーカー(Aplle)がMBA用のデバイスドライバを用意していない場合は、ハードウェアの性能を生かしきれないという問題もある。
事実MBAではWindows7のみが公式にサポートされたOSという事になっている。
それに自分のMBAは64Gストレージモデルなので、物理的に区画を分けてしまうのはやはり抵抗があるし、おそらく容量不足が生じてまともに使えないと思う…

それに対してVirtualマシン(VM)を利用した方法では、OSイメージというひとつのファイルが出来上がり、それを指定することで仮想的にWindowsをエミュレートする仕組みなので、実験的にアプリをセットアップしたり、不要になったらOSイメージファイルを消してしまえば
いい。 例えばVS2005が入った開発環境用に1つ、VS2008用、VS2010用など、できれば競合させたくない開発環境用に用立てるとか、もっと昔のMS-DOS、Windows3.1/95/98/MEだや、ubuntuとかもVMで動作させることができる。

という事で、今回はMBAにWindowsXPを入れてとあるプロジェクトで使うことにした。
さてその手順だが、MBAにはCDドライブが付いていないので、ここは母艦のiMacをつかう。 

使用するVMソフトは、「VMware Fusion 3」 評価版がダウンロードできるけど自分は正規ライセンスを持っている。

まずはiMac側で新規にWindowsXPの仮想マシンイメージファイルを作る。それをネットワーク経由でMBA側にコピーして、MBAで起動、必要なアプリをセットアップしていくという至極単純な作業。
フルスクリーンモードにすれば違和感なく使える

ひと通りのセキュリティパッチを充てて、SP3まで更新した状態でのVMファイルの容量は、約7G。
VMの設定内容は
プロセッサ数=1、RAM512MB、ハードディスク35G というもの。
ただしフロントカメラは使えないけど、それはMacOs側で使えばいいだけなので問題ないでしょう。 (ドライバを入れれば使えると思うけど、必要ないのでやっていません)

あくまでもMacOSの補完という意味でのWinXPなのでセットアップするアプリも少なく、OfficeとかもExeclとWordだけならこれでいい。

Windowsをビジネスで使用する必要がある人なら、おすすめな環境だと思う。

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