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2019/03/08

2019開戦前夜

米朝会談の決裂後の怪しい動きについて、ちょっと考えてみた。

多分、正恩としては強硬派の軍部との対立があり、今回の会談で成果を引き出すことで和平への道を進もうとしていたに違いない。 日本がその昔歩んだ道と同じく、交渉による和平への道が閉ざされたと感じた結果、軍部の発言力が増して所謂「自衛のための戦争」に踏み切る可能性が高いと考える。
だって、トップ会談で成果が出ないのだ、これ以上なんの交渉があろうか。
核施設のリストを出せというのも、軍部の抵抗でできないことは容易に想像できる。

現時点で北朝鮮の選択肢は大きく2つ。一つは、米国の無理難題を呑んで、すべてを公表し、放棄し、査察を受け入れること。 もう一つは、自衛の戦争を挑み、初戦で連合国側(韓国は当然として、可能なら日本も)圧倒し、早期講和にもちこむこと。 前者はまともな無理だろう(リビアの例を知っているなら尚更だ)、後者はあり得る話だと思う。韓国はいいとして、日本の主要基地が叩かれたら連合国の足は止まるし、日本の国民感情がどちらに傾くかによっては早期な講和も可能性がないわけでもない。 最近、韓国内の米軍基地のU2が、日本の嘉手納に帰らないというニュースがある。 これは後者の選択を予想したうえでの安全策なのではないか。

北朝鮮側からの直接的な攻撃が無くても、ミサイル発射の再開など挑発的な行為を行うことは容易に想像できる。 しかし、今に至ってはレッドラインはかなり下がっているといことを北朝鮮側の軍部は理解しているのだろうか。  国連安保理は北朝鮮の制裁逃れを公表し、中国、ロシアもそれに同調した。 これだけで開戦の理由なんていくらでも作れるのだ。

そしてもうひとつ、「自由朝鮮」という団体が臨時政府樹立宣言をした。北朝鮮が陥落したあとの政府として、そして血筋としての"金"体制を維持し国民を統率する。 "金"体制は維持するが、その親分は"正恩"ではないということか。





これにより、第32回東京オリンピックは、第12回の時と同じく開催不可能。

中国は日本の米軍基地の被害状況によっては、台湾侵攻を”内政問題”として進めるだろう。 
尖閣侵攻も同様だ。

この状況が平和裏に終わる可能性が見いだせない。

まさに歴史は繰り返す。

日本は腐れ野党や空き缶国の影響を跳ね除け、名実共に復権することができるのだろうか。



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