「見積り梱包キット」というのを依頼してから、それを使って時計を送付、そして最終的な見積りをもらという段取りになるようだ。
なぜここにしたのかは、値段と作業内容が明確になりそうだったし、信用できそうだったから。
この個体は、もうひとつのスピマス、いや、過去に所有したことにあるスピマスと比較して、リューズの巻き上げが異様に堅い。 ここらへんがOVHでどのように変わってくれるのか興味あるところ。
あと、2007年に誰かが購入してからの整備経歴が全く不明ですからね。
新品には時計のバックに赤いラインがありでしょう。 その赤いラインは本体と裏蓋を縦断しているんだけど、その封印が解かれたように、ずれた位置にラインのかけらが残っているので、一度は裏蓋が開けられていることは確か。
今年はオリンピック開催年。 今後4年に一度の周期でオーバーホールを行うにはいい年なのでこの機会に出してしまおう。 安心して使いたいし。
2012/03/12 見積りの返事がきました。
お世話になっております。もちろん作業継続をお願いしましたので、3週間待ち遠しいです。
XXXXのXXでございます。
早速ですが、お送り頂きました時計が無事に到着いたしました。
拝見させて頂きましたところ、機械の油切れにより歩度もマイナスになっております
ので要オーバーホール状態ですが、部品の損傷はございませんでした。
お見積もりですが、
●オーバーホール\36,750
納期は修理進行のご返答後、約3週間を予定しております。
余談ながら
昔、某時計店にてオーバーホールを行った際に、「おぢさんの店では時計は売らないの?」と訪ねたことがあります。 その方曰く、「それじゃ盾と矛じゃないか」と言ってました。 今ならそんな名前のTV番組があるから言っていることは理解できるでしょう。 2万位の時計でも20万の時計でもオーバーホールにかかる値段はさほど変わらないし、売値を気にしてしまったら(ましてやその時計を自分が推奨して売っていたら)申し訳なくて全うな金額で請けられないそうです。
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