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2015/12/20

本当にヘーベルハウスでよかったのか!?

さて、ココらへんで毒も吐いておこうと思う。

建物だけの値段で坪単価70万以上も出して買う家かよ? という人がいる。
これについては今のところ反論できる程のネタを持ち合わせていない。

それに顧客満足度というアンケートが今の時点であるのなら、正直言って高い買い物をしているというこちらの感覚に足りるような満足感には程遠い。
設計過程で3Dモニタリングをしたわけでもないし、間取りの打ち合わせも終始「紙」ベースだったし、地元の工務店の方がよっぽどそこら辺は充実している。
 
それ以外の部分で思うところを自問自答で考えてみよう。

●今のマンションから買い換える必要があったのか?
→YES 安心のブランド・マンションだけどね。 住宅ローンの金利が3.5%台固定金利という時代のままできているし、ボーナス払いなんて時代にそぐわない返済もある。 借り換えも検討したが、どうせ銀行の審査に挑むなら借り換えより買い替えの方を選んだ。
この幼稚園、小学校、中学校に徒歩5分以内という環境は、これからの子育て世代に譲りたい。

●広いマンションでよいのでは?
→たしかにこれは大きなポイントだ。 やはり安心感ではダントツでマンションだ。 広い室内と、駐車場があってバイクの駐輪場があるという条件が満たされるなら、それでもいいと思うが現実的にそんな物件は無い。それに、駅から遠いマンションなんて買う意味がない。ということで「戸建て」に。

●なんで注文住宅なのよ?「建売」でいいじゃん
→勢いで買うには建売で良かったかもしれないが、時間があった。 その時に断熱性能とか躯体性能とか、調べれば調べる程、知れば知る程不安になってくる。 あんなにすぐに完成しちゃうものなのか?という実例も身近で見ている。

●木造or鉄筋?
→マンションの安心感を得る為に「鉄骨」にしたかったし、マンションと同じく、そこに住む人の安全性は、支払った金額で左右されるべきものではないと考えた為。 
→ 金額により変わる会社もある。旭化成(ヘーベルハウス)は基本性能が統一されている。この時点で旭化成に決めた。 
→鬼怒川堤防決壊に際し白いヘーベルハウスが話題になったが、あれは今回の判断にはまったく影響していないと敢えて言っておこう。 その後の冗談のような杭打ち不正に関してもマイナス要素には考えてはいない(だが噂好きの周囲はそうはみてくれないのだ)

●●ちょっと脱線(木造ならどうなる?)
この違いで値段差がでてくるのは素人でも判るが、逆に言えば同じ金額出すなら木造ならもっと魅力的な家ができるのでは?
→しかし、これも所有している土地の建ぺい率により、木造にしたら広い家ができるという訳でもなく、同じ床面積なら「値段が下がります」 という結果にしかならない。価格を同として考えれば「装備品が1ランク上がります」、とか「外構がかっこ良くなります」であって、住宅としての基本性能が上がりますという説明はなかったな。 

場所は?
もっと地方に行けばよかったのに、そうすれば地代が下がり、その分広くなり建ぺい率の縛りも緩和されるし… いっそのこと実家を2世帯住宅として立て直すという手段もあったはずだ。
→確かにそうだ。 でも今より郊外に行ったからといって家代が安くなるものではない。むしろ無駄に広い家になるので高くなる。 ならば便利さを買いたい。 


その他、保証期間は
→10年保証は何処でも同じだけど、たいていは絵に書いた餅だろう。 点検は2年の無料点検期間のあとは有料契約で点検にくるというものが一般的。 旭化成(ヘーベルハウス)は30年間の無料点検。売る側からすれば、代金回収したらさっさと手を切りたいところだと思うのだが、ここは30年は付き合う覚悟でいることを宣言している。
 
期待度は高いが、現実はどうかな。

設計が終わって、来年から製造工程に移りますが、

結論を言うと、「実際に住んでみて初めて評価できる」というこよです。 現時点では良くわかりません。

っていうのが答えです。

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