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2019/04/10

エアコン取付け問題

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今日は寒い! 

さて、今回賃貸物件を借りる立場で契約することになった訳だが、こんな出来事があった、という話。

その物件は2LDKのもので、リビングにはすでにエアコンが取り付けられてあった。

他の2部屋には、部屋の上部にエアコンが取り付けできるフックとコンセント、ダクト用の穴が開けられており、エアコンさえ買ってくれば問題なく取付可能な状態(誰が見てもそう思うだろう)

さて、話はちょっと脱線するけど、皆さんはエアコンをどこで買いますか?

というより、エアコンってどこで買えるの? と考えると、街の電気屋、○○カメラとかの量販店、ジャパネット○○のような通販店 まぁ誰が考えてもそんなところでしょ。

我が家は、引っ越し屋のタイアップで購入しましたので、通販店と同じ分類になると思う。

購入したエアコンが自宅に届き、その週末に取付業者がやってきて無事に終わってくれると思ったのだが、ここで問題が発生。


取付業者さん曰く、エアコンのコンセントはありますが、ブレーカーと1:1になっていないので、これでは取付できません。 という。


え? なんで?? どうやら取付業者ギルドの自主規制?でその様になっているらしい(分岐配線からの火災で過失責任を負わされたギルドメンバーがいるようだ)、販売業者側からもそのようなお達しがでていて、普通の業者だったらこの場合は取付できないそうだ。 


さて困った(面倒くせー問題ばっかりだぜ)

  1. 我が家の負担で配線工事 → 退去時に大家の資産になってしまうか、現状回復でまたカネがかかるので、あり得ない。
  2. それでも付けてくれる業者を見つけて依頼する。→エアコン購入に際して取り付け費用込みで買っているのでそれも嫌だ。
となると、残された方法はひとつ。 
契約先の不動産屋に電話して理由を伝え配線工事をやってもらうこと!

交渉開始(メンドクセ)ここからが大変

<初日>
不動産屋は、エアコンは付けられるようにしてあるので、当方には落ち度はなく、問題ない。という。取付業者を紹介するから、そこで付けてもらってくれとも言い、その料金が3万円とか!あり得ないので、却下。

<交渉二回目>
こちらの状況を伝え、まずは相手の言い分を聞くことにした。
  • 「エアコンは付けられるようにしてあるので、当方には落ち度はない」 
  • 「エアコン取付の前に現場下見をするのが当然で云々」
  • 「購入した量販店が付けてくれないのは当方には関係ない」

<交渉三回目>
こちらの言い分を伝える
  • 「入居のときに、この設備は量販店で買ったエアコンは付けられない」と説明してくれていたら、入居契約はしなかった。 →「そこまでの事前説明は義務ではない」という。
  • そちらは最初から、「量販店で買ったエアコンが付かない」ことを知っていたのか?
  • 付けられない理由に、分岐配線による火災問題があるが、そちらが紹介してくれる裏業者や、裏業者が取り付けて火災になっても、当方は責任を追わない。
  • 「この会話は録音している」
  • そして最後に、消費生活センターに相談させてもらう。
  • 来週の火曜日までに公式なコメントをください。

<交渉四回目>
  • 「やはり取付できないのは問題なので、工事をさせていただきます。」とのこと。

問題解決…となったわけだが、こんなことでエネルギー使うことになるとは思わなかったよ。

それでも、工事は一部屋だけ。 

他の住人は問題になっていないのか? みんなエアコンはどこで買ってる?? 

古い家にエアコンを取り付ける際には、要注意ですよ。

ではでは。


参考までに、経産省のHPに、「エアコン設置工事に関する 良くある質問」という項目があった。

家電量販店でエアコン購入した。取付工事に際してエアコン専用コンセントがないことが判明したため、専用回路を引く必要があると言われた。専用回路の設置は国の規制か。

専用回路に関しては電気設備の技術基準上規定がないため、法令上の義務はありませんが、内線規程3605-3 2.(その他の負荷の分岐回路数)及び資料3-6-5 3.において、別の専用分岐回路を設けるべき機器として10Aを超える据置型大型電気機械器具が示されており、現在販売されている大半のエアコンはこれに該当します。民間規格なので法的義務はありませんが、安全上、専用回路を設けることをお勧めします。







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